今日学んだこと

学んだことや気づいたことなど思いついたときに思いに任せて

地方民を代表する役割

日本の政治では間接民主制をとっており、代表者が選挙において投票した人たちの代弁をするという建前になっていると、中学校のときに習った記憶があります

もちろん、投票する人達の間にも差異は存在するので、多少違う意見を代表者が発信することもあると思います

しかし、マニフェストと違うことを言うということはしてはいけないことだと思います。マニフェストに限らず、代表者がどういう考えかを明らかにし、有権者がそれに同意したから、投票するという結果に結びつくのであって、ただ人柄だけを見て投票しているわけではないのです。

つまり、今の間接民主制には投票者の民意が含まれている要素が薄くなっているということです

これは今に始まった話ではないのですが、投票によって選ばれた代表者ならば、選んでくれた人たちの意見を代弁しなければならない、というシンプルなルールを無視している現状を急に気になってしまいました

最近ではマスコミによる世論の声に流される政治家が多くなりました。もちろん、マスコミの取材する人たちは日本国民が多いでしょう。だから、政治家は代表者としてマスコミから得られた民意を反映しようとするでしょう。しかし、政治家は日本国民の代表ではなく、選挙で選んだ人たちの代表だということを忘れているのではないでしょうか。

もしそうならば、投票になんの意味があるのでしょうか?結局反映される民意とは選挙のときに明らかにして多くの人に同意してもらった考えでなく、政治家に当選した後にマスコミによって伝えられる民意なのではないでしょうか

それならば、誰がやっても似たような結果になるでしょう。多少責任の重さなどで素質は必要かもしれませんが、多少、人より器が大きくストレスに耐えられる人間であれば誰でもいいのではないでしょうか、私はそう思います