今日学んだこと

学んだことや気づいたことなど思いついたときに思いに任せて

かけ算の順序

かけ算の順序は様々議論があると思います

私は文章題において、子どもたちが「かける数」と「かけられる数」を明確に把握しているのであれば、どういう回答でも構わないとは思うのですが、採点する側としては式だけを見てそれを判断することは非常に難しいと言わざるを得ないでしょう
例えば、「100円の鉛筆が8本でいくらでしょう?」といった問題は、「かけられる数」が100円であり、「かける数」が8本だということです。
そこで式は100×8となりますが、ここで100×8=8×100なので8×100と書いてもいいわけです。
ここの違いを先生が書いてある式だけを見て判断することは難しいでしょう。そのため、100×8のみを正解とする先生がいらっしゃったのだと思います。

一方で体積の問題などにおいては、これは見方によってx軸、y軸、z軸は変わるわけですから、かける順序によらないものだと思います。
ですから、3*4*5の直方体は見方を変えれば、4*5*3となるわけです。
これはかけ算の交換則から導いたものではありません。

と、上の二つの場合があるのでそれぞれでよく検討して教授法は考えなければならないと思いました。